2024年5月31日金曜日

東北新幹線と夜行バスのどちらで青森まで行くか

私は今でこそ東京在住ですが青森に縁があるので今も時々青森に行きます。 では青森に行くなら東北新幹線と夜行バスのどちらにするべきか。両方利用したことがあるのでその経験から話します。 

先に結論を書くと、差額に対し時間と快適さが割に合うかを勘案して考える、だから経済的に少しでも余裕があれば新幹線、です。夜行バスを選ぶのは健康と時間という代償を払おうと少しでも安く済ませなくてはならない時です。

まず東北新幹線で青森まで行くと安くても1万7千円くらいです。かかる時間は3時間程。車内は揺れることもなく空調も効いていて平穏です。
欠点は新青森駅が中心部から外れていてバス移動がしにくいことでしょう。新青森駅南口よりは数分歩いたところにある石江というバス停の方が本数が多く使いやすいです。それでもバスの時間はバランスがよくなく主要方面行きでも大きな空白ができる時間帯が存在します。仮に青森駅まで車で行くとなると15分から20分かかります。ちょうどよいバスに乗れなければ結構なタクシー代をかけなければいけません。青森市は衰退が進んでいるので今後はより不便になることでしょう。

夜行バスは設備と時期でピンキリですが、トイレ付きで3列独立を条件とすると1万円くらいです。少し早めにチケットを取ると8千円くらいにできます。設備のグレードを下げるともっと値段を下げられますがこれ以下の設備はやめた方がいいです。かかる時間はだいたい10時間です。座席は新幹線より窮屈な上に行路の大部分を占める東北自動車道では何度もガタンと下から強い衝撃が来ますしまれに横に大きく揺れることもあってほとんどの区間でまともに眠れません。空調はいまいちです。上記の条件はこんな悪環境が理由で気分が悪くなった時にトイレに行けるようにです。
こちらは青森駅にも止まります。

往復で同じ交通手段なら上記コストは2倍です。 夜行バスの利点は安さのみで、ついでに加えると風景を楽しめません。見るものもない上にそもそも窓には覆いがしてあり、少しでも休もうとする人達ばかりの中でこれを外して視覚的に邪魔をするのははばかられます。

社会勉強として夜行バスにも1度くらいは乗ってみた方がいいとは思いますが、それ以外ではできるだけ新幹線にすべきです。

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